オートレース場の建設には広大な敷地と莫大な資金を必要とする
そのため既設の競馬場を利用する計画が各地で推進されていた
千葉県内でオートレース誘致に最も積極的であったのが船橋市と市川市であった
しかし、適当な候補地が見つからず
折から船橋競馬場が昭和25年6月に建設されたことから
同競馬場の馬場の内側に周長800mのダート走路を設置する事で関係者の同意が得られ
船橋オートレース場の建設が決定した
1950(昭25)年8月25日:社団法人千葉県小型自動車競走会が設立される
同年:船橋競馬場内にオートコースが開設され
同年10月29日:千葉県営にて全国初の車券つき小型自動車競走が実施された
千葉県当局をはじめ千葉県競走会選手及び関東レースクラブ(現:よみうりランド)は
開催にあたっての準備を行い、記念すべきオートレース誕生の日を迎えた
オープン当日
高松宮さまのご来臨を仰ぎ、開場のテープは宮様の手によって切られ
天地を轟かす爆音とともにオートレースは華々しくスタートしたのである
メインは四輪車のレース、その余興として二輪車レースが行われていた
(ダート800m、幅員50m、曲率半径20m)
1950(昭25)年11月16日:第2回開催から距離ハンデが採用され、以後のハンデ戦のレーススタイルが定着される
1955(昭30)年:3月18日:船橋市市営にての第1回オートレースが開催される
<昭和42年度・船橋市主催・連勝単式勝車投票券>
1967(昭42)年12月31日:船橋サーキット跡地に新オートレース場完成(舗装コース)
競馬場併設から分離し旧船橋サーキット場(昭和40年にオープンするが2年で閉鎖された)跡へ移転する
1968(昭43)年1月11日:新オートレース場での第1回船橋オートレースを開催
1973(昭48)年5月31日:四輪車のレースは廃止される現在の二輪車だけのレースにて施行される
千葉県船橋市若松1丁目2番1号
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